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 ブリーフケースに仕掛けをするのは、007ジェームスボンド以来だが、今回はスタンガンの如く3万ボルトの高圧パルスにより、盗難を防ぐとのできる、完ぺきな防犯対策済みのブリーフケースを紹介しよう。
 このほど、ヤフオクで商品券の譲渡と偽り、金をだまし取っていた詐欺事件でWifi LAN で不特定な場所から、オンラインしていた容疑者が高雄刑警により逮捕された。この捜査に際し、台北に本社のあるDecision社のE-Detective ワイヤレス版 (インターネットコンテンツモニタリングシステム)が有効に活用された。
 日本ではインターネットを経由して企業情報が外部に流出する事件が多発して、そのため、企業内コンプライアンスが今更ながら徹底せざるを得ないという状況のようだ。
 Forensics (フォレンジックスなどと読む)やコンテンツモニター、フィルタリングのソリューションや装置を漁っていると、通常のPOP3などのメーラーがいかに危険なのかよくわかる。
 つまり利用環境が社内であればMISあるいは上流のISP、そして中国ならそれらに加えて中国政府自体が、いつでもメールの内容、送受信者のアドレスを閲覧できることが、身を以て体験できる。
 
 犯罪捜査機関やTV局などの報道機関はこの会社のよい御得意さんである。ただC社長は台湾政府がよい御得意さんなので、対岸の中国政府あたりからもかなり引き合いがあるが、一応ダイレクトな接触はさけているという。
 一方、報道機関も最近はハイテク武装で、警察に負けずと情報収集に力をいれる。台湾は地上波とケーブルあわせて、ニュース放送専門チャンネルが15局程度ほどあり、報道合戦は激しい。
 C社長がその無線LANのForensics装置(というと格好がいいが、この場合、わかりやすく言うと盗聴装置か)をトレーニングにときその放送局が持っていた設備のすごさに驚いたという。警察の持っている設備と同等かそれ以上だという。

 小生が日本市場開拓を進めている分野のひとつがForensics (犯罪捜査)とか企業コンプライアンス対策ソリューションであり、それを専門とする会社のいくつかを発掘した。
 台北の東に位置する松山地区にあるD社は産業用PCに使うシリアルポートのマルチポートなどの基板とドライバーというどちらかというと地味な存在ではあるが、ニッチであり、それなりに製品のライフサイクルが長い製品を中心に開発製造してきた。
 台湾のセキュリィティー関連ビジネスは今が旬である。台北で開催された、Secutech 2006 は内外からの多くのビジターで賑わった。出展者も600社を上回った。
 情報関連、監視カメラなどの監視システム、ファイヤーアラームなどの防災対策など、セキュリティーに関連した総合展示会である。